鳥羽ロイヤルホテルの歴史と概要
鳥羽ロイヤルホテルは、三重県鳥羽市にあったホテルで、安楽島町の高台に位置する。
1972年に開業。地上9階建て全85室500名収容、総工費8億円とも言われる豪華ホテル。
昭和50年代に放送されたテレビドラマ「特別機動捜査隊」で複数回ロケ地として使用されている。
1994年度は約8億円売上げていたが、1997年度は売上が半減。1998年3月に負債総額約23億円で事実上倒産した。
2009年2月には、鳥羽ロイヤルホテル解体工事の地元対策費と偽り、
建設会社から800万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で世田谷区の男性らが逮捕されている。
2017年夏頃に解体作業が開始され、バリケードがすべて撤去されて正面5階のロビー部分に大量の瓦礫の山が確認されたが、
同年秋頃より作業が行われなくなり、2018年1月時点で再び放置状態となった。
2020年1月に鳥羽ロイヤルホテルの再建を目指していた現ホテル所有者が横領事件で逮捕。
冤罪が疑われるとの見方もあり、被告は上告しその後保釈されている。
2022年11月時点で建物は経年劣化や人的破壊により多くのガラスが損壊する朽ちた状態となり、
無数の鳥の棲家となっている。建物前には破壊された廃車が放置されている。
2023年5月7日に放火と見られる火災が発生、5階と6階にあった廃材や壁面が燃えている。
なお、ホテルのすぐ東側にある学校法人の研修センターおよびその南に隣接する社員寮も不使用状態になっているらしい。
鳥羽ロイヤルホテルの怖い噂
解体されない理由は、一度解体しようとしたが、作業員の死亡事故(転落死)が発生したことにより中止となったと云われている。
以来、工事作業員の霊が出るとウワサされるようになり心霊スポットとして有名になった。
肝試しで訪れる者が多くいるようで、動画撮影をした者の中にはホテル内にあるドアから白い女性の霊がそっと現れる現象があったらしい。
女性の声が聞こえたという話もあり、うめき声のようなものが聞こえてくるという話も。
ホテルの入口で男性と女性の霊が立っていたのを見た者もいるようで、工事作業員以外の霊も存在しているという。
鳥羽ロイヤルホテルの事件事故
鳥羽ロイヤルホテルの地図と場所
住 所:〒517-0021 三重県鳥羽市安楽島町1075−73
最寄り駅:中之郷駅から徒歩11分
補 足: